徳川四天王の一人であり、初代彦根藩主の井伊直政の彦根城はどこにあるんや?ついでに、玄宮園や御城印も知りたい!頼む!教えてくれよおおお!!
こんな疑問を解決します!
記事の内容
・彦根城概要とアクセス
・彦根城紹介
・玄宮園紹介
・御城印そのた見どころ紹介
全国に5つしかない国宝の天守閣!彦根城の魅力をとことん紹介していきます!!
それではどうぞ!
※徳川四天王:徳川家康の側近として幕府の樹立に特に功績があった酒井忠次・本多忠勝・榊原康政・井伊直政の4人のこと
※国宝天守閣:姫路城(兵庫県)・彦根城(滋賀県)・松本城(長野県)・松江城(島根県)・犬山城(愛知県)の5つ
彦根城 歴史
まず、彦根城の歴史をざっくり紹介します!
彦根城築城は、徳川家康の命により石田三成の居城だった佐和山城を一掃するため、慶長9年(1604)より着工されました。
2代彦根藩主の直継の代になって現在の彦根山に決定し、20年の歳月をかけて築城されました。
天守は大津城から、天秤櫓は長浜城から移築。天守は2年足らずで完成しましたが、表御殿の造営、城郭改造など、城郭の完成は1622年とされています。
3代彦根藩主の直孝は、秀忠、家光、家綱の三代にわたって、将軍の執政となり、幕府政治確立にも貢献しました。これらの功により3回加増され、譜代大名としては例のない30万石となりました。
参考:彦根城公式ページ
譜代大名の中で最大の石高を有した井伊家は幕府の大老も輩出しました!
ちなみに16代彦根藩主は”桜田門外の変”で有名な幕府の大老を務めた井伊直弼!
アクセス
【公共交通機関】
最寄り駅の彦根駅から徒歩約15分【車】
参考:彦根城公式ページ
彦根ICから10~15分
JR長浜駅から約30分(湖岸道路)
ちなみに新幹線の最寄り駅は米原駅で、普通列車に乗り換えて1駅で彦根駅に到着します
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営業時間と入場料金
【営業時間】
・8:30~17:00(最終入場16:45)
※開国記念館は12月25日~12月31日まで休館【入場料金】
・入場券(玄宮園含む)
一般800円 小中学生200円・玄宮園のみ
一般200円 小中学生100円・入場券(玄宮園含む)と博物館セット券
参考:彦根城公式ページ
一般1200円 小中学生350円
彦根駅 井伊直政像
2022年3月初旬の平日、岐阜城観光後の13時ごろに彦根駅に到着しました
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信長が「天下布武」を掲げた”岐阜城”徹底解説!~楽しいロープウェーと金華山から一望できる岐阜の絶景!~
彦根駅西口のロータリーには井伊直政の銅像を発見!
馬に乗った勇壮な姿を見て、これからの彦根城観光に向けてのテンション爆上がりでした!
彦根城 徹底解説
天守を守る天秤櫓・太鼓門櫓
彦根駅西口を出て11分ほど(約900m)歩いて行くと・・・
二の丸エリアの入り口となる”佐和口多門櫓”を通って奥へと進んでいくと、彦根城運営管理センターが左手にあるので入場券を購入して天守閣へと向かうと・・・
すぐに、長い階段とその奥には櫓が出迎えてくれます!
意外と坂が多いので動きやすい服装がオススメ
階段を登っていくと・・・
本丸への侵入を阻む天秤櫓が目の前に立ちはだかります!
重要文化財にも指定されている天秤櫓の名前の由来ですが・・・
正面から見ると左右対称となっている姿が天秤にみえることが由来とされています
戦時には天秤櫓へと続く橋を落とすことにより、石垣を登らないと本丸に侵入できないといったカラクリも!
天守閣へと向かうときには”攻める側”の視点で観察すれば、防衛拠点としての城の面白さを満喫できます!
天秤櫓の門をくぐると・・・
本丸を固める最後の櫓の太鼓門櫓を抜けると天守閣が姿を見せます!
重要文化財の太鼓門櫓は城内に合図する太鼓を置いたことからその名がつけられまた!
彦根城 天守閣
太鼓門櫓を抜けると・・・
彦根城天守閣が姿を見せます!
私が訪問した時には彦根城のゆるキャラの”ひこにゃん”のトークショーが行われていました
愛着がわく、可愛い感じの天守閣です!
可愛い見た目とは裏腹に天守閣内部の角度62度(※一般的な階段は30度ほど)にも及ぶえげつない階段を登ると、
ハシゴと言っても過言ではない角度のため服装には注意!
最上部からは・・・
琵琶湖を見渡す絶景が!と言いたいところですがこの日は曇りだったためイマイチ・・・
晴れの日には以下のような景色を眺めることができます!
彦根城展望からの景色ʕ ꈍᴥꈍʔ
— ⛩️シンリュウ🏯🎎ロッキー🗿 (@shinryuurocky) June 16, 2021
撮影日:2021-06-12#彦根 #彦根城 pic.twitter.com/ZTvswic0TZ
大名庭園 玄宮園
玄宮園に向かって歩いて行く道である”黒門参道”では・・・
石垣が幾重にも連なる景色を見ることができます
石垣に見とれて足を踏み外さないように注意!(by転倒者)
入場券を提示して中に入ると・・・
豪華な和風の庭園が目の前に広がります!
城が見える位置からは・・・
そして、もう一枚・・・
手前の池と茅葺の数寄屋建築、そして奥に見える石垣から顔を覗かせる彦根城天守閣!贅沢すぎる”和”の景色にただただ見惚れてしまいました!
御城印とスタンプ
チケット売り場でもある彦根城運営管理センターでは・・・
300円で書置きの御城印を頂きました
左上には井伊家の「彦根橘」、右上には旗印の「井桁」、色紙は「井伊の赤備」にちなんだ赤色と井伊直政愛に溢れた一枚になっています!
ちなみに玄宮園では
無料でスタンプを押すことができます!
まとめ
彦根城 まとめ
・天守閣へと向かうときは攻める側の視点で、帰るときには守る側の視点で観光すると城の工夫を感じられて面白い
・天守閣の中の階段の角度は驚愕の62度!ハシゴと言っても過言ではない角度のため服装には注意!
・晴れの日には天守閣最上部からは琵琶湖を一望できる
・”黒門参道”では石垣に意識を集中するあまりに階段を踏み外さないように注意(緩い階段のため油断しやすい)
・玄宮園では彦根藩主の気分になって庭園と城を満喫できる
今回のひとこと
生死の事大 無常は迅速なり
井伊直政
※「過去や未来ではなく、人として生きている今が最も大切」という意味の禅宗の言葉
最後までご覧いただきありがとうございました!
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