九州を代表する桜の名木「一心行の大桜」はどこにあるんや?ついでに、歴史やスイーツも知りたい!頼む!教えてくれよおお!!
こんな疑問を解決します!
記事の内容
・一心行の大桜概要
・アクセス
・営業時間と入場料金
・一心行の大桜紹介
それではどうぞ!
一心行の大桜とは
一心行の大桜は樹高14m、枝の張り具合20mを超える圧倒的なスケールをもつ樹齢400年のヤマザクラです。戦国時代に島津氏に敗れた中村(峰)伯耆守惟冬の菩提樹として植えられました。戦死した惟冬と一族の霊を供養するために桜の木を植え、一心に行をおさめたということから「一心行」という名がついたとされます。
参考:熊本県総合博物館ネットワーク・ポータルサイト
400年の時を超えて今もなお花を咲かせている歴史の詰まった名木です!
アクセスと営業時間
【アクセス】
電車
・南阿蘇鉄道中松駅より徒歩15分(1.2㎞)
もしくは
・JR最寄り駅 立野駅より徒歩2時間半(11㎞)
→立野駅からバスで中松小学校前(バス)下車後、徒歩10分(800m)ほどで到着車
九州自動車道熊本IC、または九州自動車道益城熊本空港ICから約60分(約40㎞)
ですが、
・南阿蘇鉄道の運行は1日3本ほど
・立野駅→中松小学校前の運行は1日5本ほど
公共交通機関での移動はかなり難易度高いのでオススメは車です!
バスのダイヤの詳細につきましてはこちらをご覧ください
旅行の予約はこちら!
開園時間と入場料金
【開園時間】
開園時間:8:00~18:00
満開から3日間は19:00~21:00までライトアップ(2022はコロナにより中止)【入場料金】
入場料金:大人300円 子ども100円
※駐車料金は500円
桜の開花状態の詳細につきましてはこちらをご覧ください!
例年の見ごろは3月下旬~4月上旬!阿蘇郡は気温が低いため、熊本市の見ごろより1週間ほど遅れることが多いです!開花状況は要チェック!
一心行の大桜徹底解説
2022年4月4日に満開宣言が発表された一心行の大桜。そして、4月5日に7年ぶりに向かいました!
最寄りの立野駅!
(一心行の大桜の紹介は次の章から始まります)
JR最寄りの立野駅に到着し列車から降りると・・・
どこまでも澄んだ青い空が鮮やかな黄色の車両を照らし、「これぞ日本の長閑な自然」といった風景が広がっていました
ここで立野駅の”スイッチバック※”ですが・・・
スイッチバック:鉄道車両の登坂能力を大きく超える急こう配を登るため、急斜面にジグザグ状に線路を敷いてこう配を緩和し、列車を進行させたり退行させたりしながら坂を登っていく方式のこと(引用:日本民営鉄道協会)
JR赤水駅との標高差188mを克服するために立野駅にスイッチバックが取り入れられました。
さらに立野駅のスイッチバックは、単に折り返すのではなく、二度方向を変えるという三段式ということで鉄道ファンの間では名所になっています。
立野駅を訪れた際には友人などに雑学を披露してみてはいかがでしょうか!
牛と阿蘇山
立野駅から中松小学校前までバスで移動し一心行の大桜まで歩いていると・・・
映画のロケ地のような雄大な大自然が!!
さらに歩いていくと・・・
何と牛を発見!!
のどかに草を食んでいました!!
菜の花に囲まれた一本桜
入場するとすぐに・・・
春爛漫という言葉がぴったりの風景
心地よい風が頬をなでます
そして・・・
一本なのにこの存在感!!菜の花が溢れんばかりの喜びを伝えてきます!
そして視点を変えてもう一枚・・・
敢えて桜をぼかすという暴挙w
そして桜の裏側に回り込むと・・・
燃え上がるような樹形に、阿蘇外輪山の壮大さ!これぞ阿蘇の大自然!
一通り、写真を撮り終えた後は・・・
桜ソフト(500円)を購入!
心地よい日差しの中で食べるソフト!桜のほのかな香りを満喫することができ、これまでの移動の疲れも吹き飛ぶほどのおいしさ!
バスのダイヤ都合上1時間ほどベンチに座って『一流の育て方』(著:ムーギー・キム)を読みました。
WALKMANから流れるヨルシカの「春泥棒」を聞きながら、この桜が眺めてきた400年の歴史に思いを馳せるだけのひととき
贅沢すぎる時間を過ごすことができました!
ただ一つとして同じ春はなく、この目で焼き付けることができる季節も限りがある。だからこそ一つ一つの季節を味わい尽くしたいと改めて実感しました!
まとめ
一心行の大桜 まとめ
・阿蘇の雄大な自然と一本桜、菜の花のハーモニーによる贅沢すぎるひとときを味わえる
・満開宣言から3日間限定で行われるライトアップは必見※(2022年2023年は中止)
・開花状況は要注意!※
2022年では満開から2日後には”葉桜”へ。一本のみなので満開の時期も短いので注意!
400年を超える樹齢に加えて、2004年には台風による倒木で大枝2本を失い、2016年には熊本地震など2022年現在では枯れ枝が目立っています。
昔の写真と比べると花の量は格段に落ちていますが、老いてなお阿蘇を彩る名木をこれからも応援しています!
今回のひとこと
ただ花が降るだけ晴れり
今 春吹雪
ヨルシカ「春泥棒」
最後までご覧いただきありがとうございました!
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